
元日に、近所の乃木神社にやってきました。
いつもは、静かなところですが、今日はさすがににぎやかです。

境内に入ると、左側に錨が見えます。

近くまで来ると、碑文があります。
「滄海に散る若人の碑」とあります。
書かれたのは、前の前の知事である故 林田悠紀夫氏です。知事時代に書かれたようです。
海軍少佐をされていて、舞鶴港も管理されていたし、いろんな想いがあったのでしょう。
後ろにある巨大な錨は、日露戦争のとき、日本海海戦において活躍した軍艦吾妻の主錨とあります。
なにか、靖国神社にお参りしたときを思い起こさせます。

ここは、乃木大将ご夫妻の遺品や、当時の品々などが展示されています。
もう少し、きれいに保存できないかとも思いますが、自分で寄付するかというと、うーん、難しいところです。

ここは、記念館ですが、中国東北部にあった日露戦争のとき、陸軍第三軍司令部が置かれていた住居を移築したものらしいです。
移築したのは、明治時代に京阪電鉄の村野取締役が、乃木大将の殉死に感動され、実現されたもののようです。
中には、オンドルの跡もあります。

全容は煉瓦造りでこんな感じです。

ここは、長府にあった乃木大将の旧邸を再現されたもののようです。
チキチキが熱心に読んでいます。

ここが、本殿です。
軍神乃木大将が祭神となっています。
木のお札をいただいて帰ることにします。

これは、狛犬ならぬ狛馬です。
乃木大将が陸軍だからでしょうか。
日露戦争までは、騎馬隊が活躍したらしいですから。

これは、晩年近く、学習院の院長をされたときの胸像です。
明治天皇の願いで、昭和天皇を厳しく教えられたとか。
今の日本人も、武士道精神の厳しさ、質素さ、温かさんなどを学ぶ必要があるのではないでしょうか。

なにやら、人が集まっています。賑やかなのでのぞきます。

乃木神社名物「大判 びっ栗焼き」とあります。
なんやら、栗のあんことか、マロンクリームとか、栗系のものを挟むようです。

つい、カスタードにしてしまいまいた。
外側が、パリッと香ばしいです。
クリームもおいしく、熱いうちに食べると余計に良いです。

伏見五福めぐりは知らなかったです。
個々の社寺は有名ですが、そうでしたか、今年は無理ですが、いずれという気はします。
続いて、この後近くの明治天皇伏見桃山陵に向かうことにします。