
今日は、久々に仕事のない土曜日です。
チキチキは、台風で大雨だから、古本祭りには行かないと主張していましたが、朝起きると降ってません。
それで、百万遍知恩寺まで車で来ました。昨年までは、社宅から自転車で10分弱くらいでしたが。
京都の古本まつりは、夏は下鴨神社境内で、春はみやこメッセで、そして秋はこの知恩寺境内です。
もう10年は、毎年来ています。下鴨が一番規模は大きいです。
チキチキは大抵、城もの、戦国などの歴史ものを買いまくりますが、僕はよくテーマが変わります。
京都ものだったり、茶道だったり、庭のイベントをしてからは庭の本だったり、音楽だったり、日韓問題だったり、日本神話だったり、その時に興味のあるものにします。一時、明治期のヨーロッパ人の日本紀行ものをたくさん集めたりしました。
二人合わせると、ほとんどが歴史物になるようです。
早速、全集ものの物色を始めるチキチキです。

三島由紀夫全集26冊で、2万円、日本絵巻物全集15冊で3万円とあります。

日本の民家は8冊で3万5千円です。梅原猛著作集は20冊で1万円です。

引越し貧乏なので、ここは、人物探訪日本の歴史20冊、8千円を買います。

こんな感じで、本堂の周りに全集ものは置かれています。昨年までは、これらがオークション対象だったのですが。

知恩寺は浄土宗七大本山のひとつです。知恩院は有名かもしれませんが、京都では百万遍として有名です。
御影堂です。本尊は阿弥陀如来さまです。

オークション会場に向かう途中に、坪庭があります。落ち着いた感じです。

今年は、阿弥陀堂が改修中で、大方丈に会場があるために、お庭を拝見することもできました。
枯山水です。

ここが今回のオークション会場です。

左側は、手塚治虫サイン入りの本で8千円が最低価格とあります。
赤塚不二夫の色紙もあります。
右側は時代劇もののメンコです。小さいころ持っていました。こうゆうの。歳が分かりますよね。

フィレンツェの昔の絵の複製などが200枚セットで、最低価格1万円とあります。
早速、チキチキが応札します。
11月3日に、結果が出るようですが、200枚で1万からなので、高い人がいるでしょう。
これまでは、全集ものも、オークションがあり、中学時代に読みかけていて、その後、ずっーと気になっていたシリーズなどが、出されていた日には天にも昇るってな感じでした。最初のころは、そんなこともありました。

掛け軸やちょっとした骨董、美術品なども出されています。
床の間に掛け軸がほしいので、見てみますが、2万~5万円くらいで、あります。
ここは、特にこれっていうものがないので、またにします。

境内に、15ぐらいかの古書店さんが店を出しています。夏の下鴨でしたら、関西以外の店も出していたかと思います。
京都古書研究会がされています。
本の病院という、古書を直す講座などもされています。
本好きにはたまらないところでしょう。
文庫本とかは、100円とか、5冊で200円とか、安く売っていますが、これはほしいというのを手にすると、販売価格よりもむしろ高いものがあります。貴重なものとなると、高値となります。
蔵書をよく確認しておかないと、同じ本を買うはめになります。
今回も悩んだ本がありましたが、やっぱり持っていたもんでした。読んでいれば、思い出すのですが、さらっと見ただけのものは・・・・・。
チキチキは膨大な歴史や城の本をどうしているかと言えば、なんと、手づくりメモ帳に、蔵書を手書きで書きこんでいます。パソコンで管理をしているわけでもなく、手書きです。
それをパッパッとみて、恐るべし。

鐘のところで、恒例のチャリティオークションがあります。
いつもは様子を見るだけですが、今日はチキチキがほしい本が出るということで、参加すると言いだしました。
見ていると、図説日本文化の歴史全12冊を、なんと、300円で落としました、というか、他の人は手をあげませんでした。好きな本が出るとお買い得というよりも、タダ同然です。

結局、今日は50冊ほどの本を買いました。これまでずっと、こんな感じで、本に埋もれた日々です。

今日は、2架の本棚を設置しました。あと3架未設置ですが、この分だと入りきらない恐れが。図書室24架の本棚に加え、2階のリビングに、2架を追加しようかと思います。
すぐに読む本とか、鎧兜のミニチュア、城のミニチュア、DVDをおこうかと。
図書室には、喫茶コーナーを設け、丸テーブルをなんとか、置きたいと思っています。
そこで、コーヒーを飲みながら、が夢です。